Diary


2005年4月30日(土) 良薬体に悪し
 俺の親父には、これを言うだけで全てを御破算に出来る言葉がある。
 ひとつが「仕方がない」。これを口にするだけであらゆる事象を解決することが出来るという究極の言葉だ。何があっても大丈夫、もちろんその為に他人が受ける数多の迷惑も一切本人には関係ない、というわけだ。
 だから俺はこの仕方がない、という言葉が大嫌いである。もっと何とかしろ、と何時も本気に怒っている。
 そしてもうひとつが「体にいい」というやつ。この言葉ひとつで、あらゆる料理(料理じゃない場合も多々)が全て保健用食品ばりに栄養満点となってしまう。どんなものであってもだ。
 だから毎食コロッケと豆腐の味噌汁を2カ月続けて俺を決定的にコロッケ嫌いにしたし(今は治っているが)本人は糖尿病で倒れたというのに、「飯さえ食わなければ良い、果物とかおかずはどんなに食っても構わない」と独自の理論を展開。少ない量の飯を補う為に毎晩毎晩夜中にお好み焼き(風、といったほうがよい。小麦粉を水で溶いてキャベツを混ぜただけのシロモノ)を山のように焼いて食っているし、バターピーナッツをミキサーにかけて、飯の上にかけて食っている。毎食だ。超高カロリー食だが本人曰く「体に良い」から大丈夫なんだそうだ。もう俺は何も言わない。
 訳の判らない草の茎とか根を煮詰めて茶を作ったりもするし、それらは全て「体にいい」という一言で片づけられる。
 それと同じような「これは薬だ」という言葉もある。もちろん根拠があるとは思えない。いわゆるプラシーボ効果か? 本人が効果があると思えば溶いた小麦粉で癌すら直すかも知れない。もっとも本当に入っている成分が体に良いかどうかは判らないが。
 今、俺の家には採ってきたヨモギがこんもりと山を作っている。それもひとつやふたつじゃない。1階の床の間はこのヨモギの山で幾つも連なっている。
 これも溶いた小麦粉と混ぜ、蒸して団子にするんだ。団子と言っても本当にヨモギの団子。食卓にはこの濃い緑の塊が大きなザルいっぱいに盛ってあって、強烈なヨモギの匂いで俺は吐きそうになる。
 もちろん親父本人に言わせてみれば「体にいい。これは薬だ」そうである。
 まあ、俺はもう自分の部屋で自炊出来る状態を整えてあるし、どうでも良いと言えばてどうでも良い。親父のことは諦めているから好きにして、それで体を壊して死んでも自業自得だ。例え毒を食らって死んでも自分は薬と思っているんだから本望なんじゃないか?
 それに毎度巻き込まれる俺はたまったもんじゃないが。


2005年4月29日(金) 蟻んこがまだ
 部屋をはい回っている。一時期は大行列を作っていたので、それに比べればだいぶんマシな状態だが。
 それというのも昨日買ってきた目地シールで蟻が這い出て来る天上の隙間を悉く埋めていったからだ。それでもチューブを2本使い切ってしまった。100グラム程度のチューブ式目地シールじゃあ、全然足りない。
 そもそも、なんで2階の天上から蟻なんだ? 巣が近くにあるのか? それとも地面から延々と登ってくるのか?
 この家は古いから蟻は愚か、シロアリ(シロアリはその名前に反してゴキブリの仲間だ)なんかもいるかも知れない。まだムカデは出て来ないが、何処にあるのか、隙間からゾウリムシが上がってくることもある。
 壁は昔のものだから衣魚とかもいるし、それを退治するのが大変だ。
 今は●●●●部屋となっているとなりの6畳間も、塗り壁が縮んでしまって柱との間に隙間がいっぱい、全部埋めるにはどれだけ目地シールが必要か・・・。
 ま、蟻が出てくるぐらいならマシとも言えるか。前の国府の家は古い度を超していたので、ムカデが這い上がってきて俺の上着に入り込み、袖を通した瞬間、刺されたこともあった。ゲジゲジも上がってきたなあ。近くが田んぼだったから夏に窓を開けていると、小さなアマガエルが入ってきたりして・・・下手をすると使っていない靴の隙間から干からびたアマガエルの骸が・・・ああ、嫌だ嫌だ。
 蟻んこはまだいるので、何とかして完全撲滅(正確には部屋に上がってこないようにするだけなんだけど)したい。
 蟻の巣コロリみたいな奴で元から絶つか? 効果があるようには思わないが。蟻なんて物理的に遮断する以外、退治する方法なんてなさそうだなあ。


2005年4月28日(木) 未来少年コナン
 とうとう終了してしまった。まあ、今までに何度も観ているから今更のような気がするんだけど、これで木曜日にはアニメは存在しなくなった(徳島では)。
 公共放送でもっと良質のアニメを、という視聴者の要望で製作されたNHKとしては初めてのアニメである。昭和53年、それまで特派員報告を放映していた火曜日19:30に放映、当時は宇宙戦艦ヤマトの成功によって第1期のアニメ・ブームが巻き起こっていた(第2期は当然ガンダムだ)。
 視聴率こそ取れなかったが、コナンの完成度は非常に高く、視聴者に好意的に受け入れられた。他局でも繰り返し再放送され、その度にファンを生み出している。
 原作はアメリカの児童文学作家アレクサンダー・ケイの『残された人びと』、残念ながら俺は全くの未見である。
 製作は日本アニメーションだが、一部にはあの宮崎駿が製作した(正確にはちょっと違うが)として有名なんじゃないだろうか。絵を見るといかにも宮崎アニメ的で、柔らかく年代設定を考慮しても古き良きSFという感じがある。
 そう、忘れがちだがコナンはSF作品だ。しかも今回改めて見直してみて良く判ったが、一見、荒唐無稽な感じを抱かせるが実は非常にしっかりしたSFらしいSF作品であった。
 まるでファンタジーのように語られる用語や事象、それがしっかりした科学考証とSFマインド溢れる設定で語られている。近年、SF作品に分類されるアニメも多いが、下手をするとそこいらのアニメを遥かに凌駕するほどのSFと科学が詰まっている。
 コナン達の活躍に目がいきがちだが、悪役レプカは当時としては非常に珍しい存在だった。というのも、これほどリアリティに徹した、権力者が巨大な力を手にすると恐らくこうなるだろうと予感させるぐらいの完全な悪役は当時のアニメには存在しなかった。ハイネル、リヒテル、デスラー等、悲劇性やドラマ性を持った悪役が多かった当時は相当異色だった。
 未来少年コナンを観ていると、今の宮崎アニメの全てが詰まっていることが判る。そこかしこに様々な宮崎アニメの原形が見てとれる。これはある意味、当時の宮崎駿が全力で製作していたことの現れだろう。
 後番組が『キャプテン・フィーチャー』というのもSFファンなら心憎い限りだが、どうにもコナンとのギャップや登場人物の高い年齢設定など、コナン以上に視聴率には苦労したようだ。未だにこのキャプテン・フューチャーは幻の作品的扱いである。
 キャプテン・フューチャーでこの時間帯のシリーズは終了した(はず)だが、それから数ヶ月して始まったのはかの名作『ニルスの不思議な旅』。
 当時のNHKはこと、アニメに関しては他の局を圧倒的に凌駕する質を提供していた。今は・・・少し残念だ。


2005年4月27日(水) アレンジ
 昨今はCMで流れる歌も昔の歌を使用するのが増えた。70年代、80年代の音楽はブームと言ってよい程当たり前のように聞くことが出来る。
 だいたい、何処で知っているのか、今の中高生、大学生はリアルタイムで見た事の無いアニメやドラマの主題歌、アイドルの歌等、本当によく知っている。
 俺の連れの弟(当時高校1年生、4、5年前のことだ)はガッチャマンの歌をフルコーラスで歌えたし(俺達が昔よく歌っていた替え歌まで知っていたし、デビルマンも知っている。松田聖子、ピンク・レディーのような有名処はちゃんと押えていた。いったい何処からそんなものを聞いてくるのか。
 やっぱりバラエティやCMの影響は大きいのだろう。かくいう俺もCMで聞いて、あ、良いな、と思って調べてみたら70年代に流行った歌謡曲だったりしたことが何度かある。
 最近では山本リンダ、CCB等がCMでも見られたが、そのまま使うのではなく、様々なアレンジが施される場合もある。
 ちょっと前、『送る言葉』、『君が代』がロックアレンジされて賛否を呼んだが、グリーン・グリーン、スタンド・バイ・ミー、アメージング・グレイス等もアレンジされている。
 こういうアレンジが“元の曲のイメージを壊してしまう”と思うか、“新しい可能性を感じさせる”と思うか受け入れ方は様々だと思うが、俺個人としてはこういうのは歓迎している。
 CMで流れる曲によって生まれた時に流行っていた世代の音楽に興味を持ち出した俺にとっては原曲よりも先にアレンジを聞くこともあり、どっちが、というのではなくどっちも良いと思っている。
 もちろん原曲のほうに重きをおいたりもするが、アレンジはアレンジなりの楽しみ方がある。CMや店でかかっている音楽等、どんなものが流れているか、流れて来るか、何時も楽しみにしている。


2005年4月26日(火) LAVELESS
 高河ゆんのまんがが原作のアニメ。
 おおよそタイトルではどんな内容か想像がつかないが、実際のところ、見たってさっぱりわからない、というとんでもないストーリーだ。
 好き、愛している、この言葉が何か呪いのように主人公の少年に付きまとう。少年と青年のキス、謎の力、そもそも頭に猫耳を持っている世界観の不思議。意味ありげに繰り返される会話の数々。
 とにかく難解な内容である。
 元々高河ゆんは同人誌で人気がついた作家だったはず。昔から根強い人気はあって原作のアニメ化は2度目くらいかな?
 ただ、当初から舌足らずというか、妙に説明不足で話がややこしく、難しくなっているような印象があった。
 俺が高河ゆんを読んでいたのはもう何年も前なので、ひょっとすると見解とか知識が間違っているかも知れないが、何か“女性の読者に人気のある、いわゆるオタクまんがのひとつ”だったはずだ。
 映像はCGをかなり効果的に豪華に使っているような感じで綺麗だった。深夜にしか出来ないアニメであるが、その力の入れ方は半端じゃないような気がする。
 もっとも内容がまるで判らないだけに、良いアニメかどうかはもう少し観てみないとさっぱりと判らないところが、このアニメの恐ろしいところなんだが。


2005年4月25日(月) 脱線事故
 今日はTVは朝からこの話題ばっかりだった。
 兵庫の尼崎・JR福知山線で電車が脱線、マンション、車にも衝突して死者は60人に達しようとしている。
 負傷者は230人以上。まさに未曽有の大惨事だ。
 事故原因はこの時点でははっきりとしていない。事故直前、電車は伊丹駅を8メートルほどオーバーランし、バックして1分30秒ほどの遅れが出た。それを取り戻そうとしたのか、かなりの速度で走行していたようだ。
 事故現場はカーブらしいが、規定速度70キロなら脱線はしない。計算上では133キロ以上を出せば脱線してしまうらしい。
 運転手は23歳で運転歴は11カ月、技術的にもまだ未熟なはずで、遅れたために焦ったのか、それは判らないでもない。
 まあ、線路上に石が置かれていた跡もあるということだから、事故原因の特定はこれからだろうが(でも、この情報ってどうにもJR側の誤魔化しのような気がするんだが)、それにしてもここ最近はこういう機関の事故が多い。
 JALはやたらと整備不良だの事故だの規則違反だのを繰り返しているし、新幹線の安全神話は崩壊したし、何だか惨憺たる有り様だ。これも安全よりも効率優先の弊害か?
 何はともあれ乗客の安全第一、それを考えて欲しいもんだけどね。


2005年4月24日(日) ワンピース主題歌集
 昨日CDのことを書いたばっかりだが、今日発売されているのを初めて知った主題歌集の第2弾。
 人気作品だけあって参加アーティストはかなり豪華、それも流行りに流されていないような選び方をしている。ワンピースでデビューしたアーティストも結構多い。
 歌を聞けば判るが、TVの内容に沿って、冒険、海、旅、船、宝、そんなキーワードが常に盛り込まれている。これが単純に“有名アーティストとのタイアップによる相乗効果”ばかりを狙っているのではないことが判る。
 ゴールデンタイムにやるようなアニメでは、どちらかと言うと普遍的な人気アーティストを使い、チャートの上位にくるような曲を常に持って来る。ゴールデンタイムに放送されるということは当然人気作品であり、そこで毎週流れる曲はもちろん視聴者の耳に入ってCDの売り上げも上がる、という双方が得をするシステムだからこそ、タイアップの意味がある。
 だから、時には内容にそぐわないような、全く関係のないような曲が選択される時もあり、折角本編を観ようと思っても時はオープニングで萎えてしまう時もある。現代物ならば多少融通が利くので良いだろうが、大昔のいわゆる“アニメソング”を聞いて育った世代の俺には、有名アーティストが曲を手がけるというのはかなり特殊なことだった。
 だいたい、英語の歌が出てくると今でも惹かれてしまうのは、昔のアニメソングの影響だ。バイファムのオープニング、ガンダムXやTHE・ビッグオーのエンディング等、それだけで良いと思ってしまう。
 まあ、だからって浜崎あゆみなんかがオープニングを歌ってても逆に燃えないんだが。
 なんか最近のOP、EDの曲って極端に2分化されているような気がするんだが、気のせいだろうか。


2005年4月23日(土) 安藤裕子
 今日のHzでMCをやっていたのが安藤裕子(あんどうゆうこ)。
 最初にこのアーティストに注目したのがアニメ『ギルガメッシュ』のエンディングテーマ『忘れものの森』を聞いてからだ。オープニングテーマを歌っていた倖田來未も好きなんだけど。
 しっかりと安藤裕子のミニアルバム、『and do, record.』も買ったが、やっぱり良かった。
 TVで観る限り本人はかなり舌足らずでカワイイ感じ。歌が大人っぽい分そのギャップが面白かった。
 こぶしの回し方とか独特だよね。忘れものの森はかなり違う感じがしたけど、やっぱり聞けば判るような歌い方。こういうアーティストはえてしてミニライブ中心でCDすら出さないこともある。例えば俺の好きなアーティストの河井英里も『ワーズワースの冒険』のテーマ『シャ・リオン』とアニメ『ストレンジ・ドーン』のオープニング『空へ』しか手に入れてないし、Jadranka(ヤドランカ)に至っては名前だけはよく聞くのに『baby universe』しか持ってない(CDは出ているようだ。最近のは知らないが)。
 アルバムとして発売されたら買おうかな。正直、シングルはあんまり欲しくない。嵩張るし、なんか勿体ない。まあ、俺のような奴がいるからCDの販売数が落ちていくんだろうけどね。
 bennie kのアルバムも発売を待っているし、あんまりCDを買わない俺でも欲しいのは幾つかある。唐突に欲しくなるものもある。最近CD買ってないから、何か欲しいなあ。


2005年4月22日(金) ジパング
 沈黙の艦隊が面白かっただけに、アニメには期待していたジパング。原作は読んでないが、かわぐちかいじの談によれば、「コミックで200巻まで描き続けたい」というかなりの大長編になる予定みたいだ。
 もっとも、アニメで何処まで描かれるのかは判らない。原作では何処かでちゃんとした区切りを付けているのかも知れないが、アニメはしり切れトンボに終わる可能性が高い。
 歴史改変、タイムトラベル、SFで言えばそんなチープな表現になってしまうが、内容が内容だけにかなり重い。どう展開していくか、どう決着するのかに最初は興味があったが、いわゆるパラレルワールドとなっているので1隻のイージス艦によって歴史がどう変わっていくかのセンス・オブ・ワンダーを楽しむのがこの作品の見方なんだろう。
 個人的にはもう少しテンポよく進んで欲しいと思うが、それは仕方ないのだろうか。
 1回の戦闘が3、4話に渡って描かれるのが長過ぎるような印象を受ける。戦闘だって内容が濃いわけじゃないし。まるでドラゴンボールZを観ているような感じだ。
 まあ、この作品は人間を描くことに主眼を置いているからある意味仕方ないとは言えるが、それだったら逆に戦闘を短い内に終わらせるほうがいいのではないだろうか。戦闘を描いている最中にフラッシュバックや別エピソードの挿入するのは折角緊迫感を増している場面で冗長な感じを受けさせる。
 CGはかなり綺麗で、よく毎回使えるなと感心するくらいだ。確かにまだぎこちない感じもするけど、こうして観るとやっぱり使い方の問題だなあというのが判る。CGの質感がキライというならどうにも仕方がないが、セル風に描いて動かないよりは派手に動いてくれたほうが納得するんじゃないだろうか。
 もっともやはり水の表現は難しいようで、質感や密度の表現がまだまだ甘い。
 海自が強力しているだけあって、こうして動くビジュアルで観るとカッコイイ。原作を読みたくなってきた。まだ確か18巻くらいしか出ていなかったはずだ(それだけ出てれば多いと思うが、上の“200巻”を知ってると、まだまだ序盤というような感じがしてならない)。
 どうするかな? 買おうかな? 迷うところ。


2005年4月21日(木) 次世代DVD
 どうやらSONYと東芝が争っていた次世代DVDの規格が統一される方向で動き出したようだ。
 この戦いはかつてのVHSとβ(ベータ)の戦いに準える向きもあるが、少し前のDVDの規格が同じように統一されず、土壇場で画一化されたのを考えると、流石に利用者を無視した企業間の争いは今の御時世には不利だと思ったんだろう。
 どっちの方式になるのか、それはよく判らないし、どちらも一長一短があって尚且つ直ぐさま統一規格が作れるとも思わないが、少なくとも俺達消費者側からすれば、ようやくまともなものになってくれそうだと思うことが出来そうだ。
 因みにSONYは5月に映像を強化した新型のプレイステーションを発表するらしい。恐らくは年末年始あたりの発売開始を見込んでの発表なのだろうが、当初、SONYサイドが推進していたブルーレイ・ディスクを搭載するという話は、ここにきてどうなってしまうんだろうかと思ってしまう。
 ゲーム機に限らず、初期ロットというのは不具合が多い。幾ら社内で完璧と呼べるほど実験を繰り返しても、それを遥かに上回る使い方を消費者がするものである。だから予想だにしない不具合が発生することもある。
 プレイステーション2もそうだったし、特にセガのマシンの初期ロットは“買うな”とまで言われるほど不具合が多い(メガドラあたりは第2期ロットからは基盤がまるで違うというアクロバットすらやってのけた)。
 ここにきて一番のメイン(そりゃそうだ。CPUやチップと並んで心臓部なんだから)のDVDの規格が変わってしまえば、またしても次世代プレイステーションがどうなるか、かなり妖しくなってくる。
 個人的には規格統一は賛成。昔のPCの混合玉石とした時代を知っている俺にとってはありがたい限りだ。
 後はそれを生かすソフトの登場、そして会社側の本気、だな。


2005年4月20日(水) Shall we ダンス?
 ちょっと行きたいなと思っている。
 別に原作映画が好きというわけでもないし(でも案外面白いとも思った)、リチャード・ギアがそんなに好きってほどでもないんだが・・・なんか気になるんだよね。
 でも、実際のところはどうなんだろう? 確か本国で公開された時は「ただ派手にして日本的心情を無視したけばけばしいだけの映画」みたいなかなり酷評を受けていたはず。
 個人的には原作映画も、特に後半の草刈民代の告白部分はもっとどうにかならなかったのかと思う。あそこでいきなりダラけてしまって勿体ない、残念な映画だった、という印象がある。
 俺には珍しい映画の選択だが、どうしようか迷い出すと、“行かない”ほうに票が傾きそうな、そんな感じの映画だ。
 ただ、ザ・リングが面白かったし、日本生まれの映画がどのように海外で生まれ変わったのか、それには非常に興味があるところ。
 悪くなったというのなら、どんな風に悪いと感じられるのかを考えれば、もっと日本と海外の映画に込めるテーマや面白さの違いというものを理解出来そうな気がする。
 もっとも、その前に余りの駄作映画なら白けてしまうだけかも知れないが・・・。
 ナショナルトレジャー、コンスタンティン、アビエイターにハイドアンドシーク。観たいと思っていながら、どうにも食指が動かない映画は多い。
 重い腰を上げて、何か行ってくるか。またここでレビューをあげなきゃならないし。
 やっぱ、気になるなあ、Shall we ダンス?・・・。


2005年4月19日(火) TVで使われているBGM
 ニュース番組なんかで使われているBGMは、どうやら何処かから持ってきたものが多いようだ。
 ここ最近、何故かABCテレビのニュース番組(モーニングとかスクランブル)でよく聞くのがセガサターンの『レイディアント・シルバーガン』。確かサントラが出ていたと思うからそれを使っているのだろう。
 ちょっと前ではザ・ワイドなんかでよく『ザ・ビッグオー』のBGMがかかっていた。
 こういうのは昔からあって、アニメ番組はもちろん、映画、ドラマ等のBGMが使用されている。TVのチカラのオープニングに流れるのは『スピード2』だし、あのNHKだってプリキュアのBGMを使ってしているし、局なんかは関係ないようだ。
 何でこんなことになってるんだろう? 著作権とか大丈夫なのか? とか思っていたけど、詳細はまるで判らない。
 確か音楽の著作権は何とかというところが(JASRACだっけ?)一括して持っているはずだから、多分そこに申請して素材を貰うんだろう。
 確かに状況にあったBGMが流れているのは感情移入とかしてしまうんだけど・・・ニュース番組の映像にBGMなんているのかな? なんか、そこまでして盛り上げなくたって・・・とか思ってしまうんだけど。
 でもまあ、普通のニュースにはそういうのは流石に流れなくて、BGMが使われているのは大抵は特集とかで編集された映像に組み込まれる形になっている。
 うーん、まあ、そういうのが望まれているんだから、それもOKなんだろう。確かにBGMが流れないと迫力とか緊張感とかがないからね。
 でも、情報番組とかならともかく、必要以上に盛り上げる必要はあるのか・・・よくギャグマンガ(アニメ)であるような、自分で専用のBGMを流して登場するナルシストを思い出してしまうんだが・・・。


2005年4月18日(月) 長く続いているCM
 CMというのはやっぱり年契約だかなんだかで更新されていくものだそうだが、場合によっては何年にも渡って続いているものがある。
 関西ローカルなのだろうが、引っ越しのサカイ、本当に長いなあ、と思う。あの「勉強しまっせ、引っ越しのサカイ」という歌を思い出す人も多いだろう。あれでブレイクしたからね。最初、出ている男性は社員の偉いさんであるとかなんとか言われていたが、やっぱり俳優だったようだ。
 551のホウライとか、そうやって長く続いているCMはもちろんあの手この手の新しいものを3カ月とか6カ月とかで変更して出してくるが、なかには同じフィルムを何年も使い続けているのがある。
 特に地方のCMではそんなものが多い。恐らく撮影する手間とか費用等がかからず、また地方のTVにCMを流す余裕だけはある企業、なんじゃないかな?
 あおいの御膳味噌、あの「たかすぎ」という歌のタカスギ(最初、高い木に登るのを見て、それで「高過ぎ」だと思ったことがある)、メジャーなところでも櫓茶屋とか旭クリニックとかカワサキクリニックとかがある。
 特に櫓茶屋なんて何年前に撮影したのか、登場している人物の服装なんかが、1世代前である。
 こういうのは大抵は有名人を起用したりしないので、ギャラが発生しない。それも利点なんだろう。
 CMは基本的に一人につき1種類しか出ることが出来ない。ある化粧品のCMに出たら、別の会社の化粧品に出ることは御法度なのである。
 そのCMが終われば可能だが、スポンサーのほうは商品のCMは出ていた有名人が、その後に別な会社の似たような商品に出ないよう、1年分や2年分を追加で払っておくのだそうだ。
 地方のCMは地方の経済状況というか製作状況なんかがよく見える。レベルというかクオリティが全然違う。旅行に行った時にでも、暇があればTVを付けて地方のCMなんかに目を向けると、なかなか楽しいかも知れない。


2005年4月17日(日) 容量が・・・
 HDD&DVDレコーダー、男鹿俺が持っているのはDIGAの80という奴である。
 つまり80GバイトのHDD容量がある、という奴だ。もっもと俺の持っているのはバージョンが前の奴で、今は80は俺の持っているよりももっと良い仕様となっている。
 考えてみれば、これは知り合いき電気屋に任せて買ったので、どうにも店頭展示品とかそういうのを掴まされたような気がして仕方がない。この電気屋はちょくちょくそういうことをするので気を抜くと下手なものが回ってくるのが辛い。
 まあ、DIGAそのものには満足しているから差し引きゼロ(本当に満足ならプラス幾らなんだけどね)で良いと思っているけど・・・。
 実はここ最近、容量が全然なくてまたしても次のを録画する為に必要な容量分だけ消して空ける、というのを繰り返している。
 本当はこういうやり方、まずいらしい。HDDをMPEG2で保存するんだから、当然アドレスで管理している。内部でサーチをするのにも、ガベージコレクション(と今でもいうのかどうかは判らないが)というデータのぶつ切りの空白部分があると処理能力が低くなってしまう。出来れば、画像処理(不必要な部分を消去するとか)はなるべくせず、DVD−RAMなんかにダビングしてHDDをフォーマットして常に綺麗な形で空きを作っておくのがいい。
 でも、DIGAってDVD−RAMはパナソニック製しか認識しないし、1枚750円もするので何枚も買うことが出来ない。
 なんでこんなに容量を圧迫しているかというと・・・ガンダムSEED DESTINYだ。もう10数話分、このサイトで更新していないものがそのまま中に残っている。そいつが容量を食いつぶしているんだ。
 ああ、早く記事を作ってしまおう。といっても、だからって消去しているわけじゃない。結局はDVD−RAMを買ってしばらくは保存しておかなければならないんだ。
 もうワンランク上のHDDレコーダーが欲しい・・・。


2005年4月16日(土) JINKI
 始まるのが楽しみだったアニメ。サムライガンの後番組と聞いていたので、徳島で本当に放映されるのか随分とヤキモキしたが、杞憂だった。
 と、言ってもまだ観てないんだけど。第2話までHDD&DVDレコーダーに入ったまんま。
 冒頭だけちょっと観たけどクオリティはかなり高そうだ。少なくともフルメタル・パニック!以上は綺麗んじゃないかな?
 JINKIの存在は随分と前から知っていた。もっともコミックではなく、モノシャフトドライブで発売されたガレキのモリビト1号のほうだけど。
 で、その造詣が良かった(というかモノシャフトドライブそのものに興味があったからだけど)ので原作本を読んでみようと思って探してみたが、なんと絶版になっていた。
 もうその頃にはJINKI:EXTENDしかなくて、どうやら物語も途中から始まるようだったので手を出さず仕舞いだった。
 まあ、結局は買い始めたんだけど、実はまだコミックもちゃんと読んでない始末。だって途中からだしね。
 で、最近になってようやくボックス仕様でJINKI全巻セットが発売され、ようやく全部読んだ、というわけだ。
 こういう長い道程(?)を辿っているし、コミック自体も結構好みだったので、当然アニメも期待。
 タイトルは正確にはEXTENDのほうだけど、ちゃんとJINKIから始まっているようだ。
 さてさて、来週の休みには3話くらいを纏めてゆっくりと見ますか。
 数少ないアニメの中でも更に少ないロボもの2本、いやが上にも期待が高まる・・・。


2005年4月15日(金) 次にやるのは・・・
 ドラクエ[が一応のエンディングを観て、これから第2部(と勝手に言ってるだけ)に入るけど、それが終わったら何をしようかな? なんて早くも考えている。
 まあ、ドラクエは時間がかかるし、今回もそれを覚悟で始めたのでこればっかりでやってたけど、これ以降はモンスターハンターGをメインにしながら、アウトライブ、PCのレトロゲーなんかをちょこちょこ手を出して進めていきたいな。
 モンスターハンターGは「いきなりボス戦」みたいなシナリオばかりなのが嬉しい。余計な迷路探索やザコ戦が殆どなく、プレイに幅があって何を目的にしようがOK、というシンプルさが良い。
 それでいてプレイヤー自身が徐々に強くなっていく様が判るのも良い。レベルアップとかはなく、あくまで装備の強さによるものだが、それが潔く、さらに奥深い。そういうシステムとして特化しているので装備の外観もやたらと派手で楽しいことこのうえない。
 俺の様な古参ゲーマーにはまさに打って付けのゲームなのだ。
 その一方で、メチャクチャ単純、一本道、なんていうゲームも好きだ。アウトライブなんかはそうなんだけど、ひたすら単純で、シナリオも簡単でただ敵のレベルのみが障害というレベルアップすれば必ず解けるゲーム、レトロゲーにはそういうのが結構あって、時間もかからず、それでいてプレイしたという強い印象はしっかりと残してくれる。そういう意味では良いゲームが多かったな。まあ、今となっては、だけど。
 今は呪縛のようにドラクエ[一辺倒だけど、でもプレイすることは単純に面白い。こりゃ、まだまだ止められそうにないや。
 何処までコンプリート出来るかな?


2005年4月14日(木) MBSは
 本当に徳島でもアニメが沢山見えるTV局として重宝している。
 ガンダムSEED、DESTINYの時もそうだったけど、とにかく露出が多くて印象に残り易い。それだけ力を入れているということなのだろう。
 今度の日曜日から始まるエウレカセブンも何か最近やたらとCMが入る。力いれてるなあ。ガンダムSEEDと同じく、主題歌なんかと一緒に露出が多く、また期待を持たせる出来。
 もうバッチリとHDD&DVDレコーダーの録画予約をセッティングしてある。
 といっても容量はカツカツなので、ちょっとどうにかしなければならない、と思っているんだけど。
 前に書いたらいよんチャンといい、ちちんぷいぷいのぷいぷい君といい、最近はMBSはお気に入りの局になっている。
 昔はアンテナが悪くTVで一番映りが悪いところは4チャンネルだったので、好き嫌い以前に観ることすらなかった。
 この、TVが映らない、というのが俺がニュースやドキュメントしか観なくなった原因の一つを作っているんだけど、今ではようやくまともなアンテナになっているので、どんなに映りが悪くても観えないなんてことはなくなっている。
 でもこの状態になったのは僅かに4、5年くらい前。引っ越しを契機にアンテナを買ったことに始まる。
 ああ、あの時、ケーブル引いてれば・・・でも、まだその時は借家だったからなあ。BSでも良かったんだけど・・・。
 ま、そんなことを言っても仕方がない。でも徳島でこれだけアニメ観る条件が悪いと、本当にどうにかしたくなるよ。
 そもそもTV観ている時間なんてそんなに無いか・・・。


2005年4月13日(水) シンデレラ・ボーイ
 というのが始まった。もちろんアニメ。
 どっかで聞いたことがあると思っていたら、なんだ、モンキーパンチ先生原作じゃないか。
 なんか時代錯誤な主題歌、ここが21世紀だというのも忘れているかのような20年前ならなんとか、っていう感じのオープニングで演出も妙に古くさい。のっけから不安全開。
 冒頭から物語後半近くまでは本当にルパン三世のノリ、ルパン似の主人公と不二子似の女主人公、原作者が同じというんじゃなくてどうにも・・・な感じ。特に主人公の男(名前は乱麻だったかな?)は本当にルパン、敢えて似せてるような喋り方をするし。
 どうやら私立探偵か何でも屋みたいな設定で浮気調査でカジノに潜入・・・なんだけど、まあ、バレて銃撃され追い回される羽目に。でも世界設定って何年なんだろう? 車がエアカーなんだけど・・・タイヤを描き忘れただけかな?(んなことはない)
 演出も何処かもっさりとしていて垢抜けていない。本当はもうちょっとオシャレな感じに描いくつもりだったんじゃない? なんて思ってしまうけど、やっぱり20年前って感じのシロモノだ。
 で、タイトルの意味なんだけど・・・途中で建設中の橋から車で落ちる主人公と女主人公。気がついたら1週間も経っていた。女主人公はその時から姿が見えない。
 で、またピンチになった主人公、でも午前0時になった時に・・・。恐らくここからがこの作品が始まる場面なんだろうけど、そこまで到達するのが長過ぎる。最初のルパンモドキのほうが本編のような気がして、途中から路線変更されたような印象すら受ける。言ってみれば受験漫画だったはずなのに「それらは全てこの為にやってたんだ!」と途中からボクシング漫画になってしまった『轟け!一番』みたいなものか。って、この例え、何人が判るだろうか。
 主人公の声は子安武人。昔はそんなに好きじゃなかったけど、最近はかなり好印象。ルパンも栗田貫一じゃなくて子安武人にすればいいのに、そう思わせるくらい、ルパンに似ていた。ボーボボでの悪のりも良かったし、別に北斗の拳をやったからじゃないけど、俺は子安武人は神谷明に並ぶ声優になったと思っている。
 女主人公(こう書いた意味が判ったかな?)には冬馬由美。なんか声を久々に聞いたような気がする。つっぱったお嬢様って感じの声質なんだけどカワイイ声もOK、もうかなりのベテランだ。どうも俺の印象としてはあんまり役に恵まれていなかったような気がする。今回も・・・ねえ。大人っぽい感じを出そうとしているのか、声が小さくてぼそぼそと言ってる感じなのが、逆効果だ。惜しいなあ。
 全編、惜しいが連発する作品。今後観るかは・・・まあ、観るけど。


2005年4月12日(火) クロスブレイム
 やった! 遂に発売になった! これを待ってたんだよ。何時か出ないか、どうだろうか、って。
 クロスブレイムは1986年にdBソフトが発売したMSX専用のアクションゲーム。RPG要素ありの横スクロール型の迷宮探検ゲームでとにかく軽快に動いて面白い。
 徳島の沖の浜にあるカメラのキタムラが当時、PCのゲームソフトも扱っていて、デモでこれが置いてあった。俺が高校生の時だ。俺の持っている機種はPC−8801だったのでMSXは画面はいまいちだが魅力的なゲームが多くあって羨ましかった。当時はWinみたいに統一されてなく、ゲームは発売されたマシンでないと遊べなかった。またPCの能力の違いにより、移植されても変更される場合もあって、特にMSXはキーボードがついたファミコンなんて揶揄されたくらい、逆にゲームは充実していた。だからある意味、PCのスタンダード8ビットマシンであるPC−8801で幾らゲームが出来たとしても、MSX専用のゲームには強く惹かれたわけだ。
 発売したのはもちろんプロジェクトEGG、運営会社がボーステックから変わってしまったけど、80年代のPCゲームをエミュレータで完全再現、という主旨は生かされている。
 このクロスブレイムは上のこともあって、俺にとっては非常にやりたかったゲームのひとつだ。連れからゲームのカートリッジは貰ったし、去年にはMSXカートリッジリーダーなんて出たからひとつやってやるかなんて思っていたんだけど、このクロスブレイムだけは立ち上がらなかった。
 その悔しい思いをようやくここで解消出来るわけだ。
 まあ、やりまくるにはドラクエ[が残っているので、何とか4月中にはドラクエを終わらせて、MHGやアウトライブと同時進行してでもこのクロスブレイムをやっていきたいと思っている。
 ああ、時間が欲しい。ゲームばっかしていられる日が欲しい・・・。


2005年4月11日(月) ペプシのマリオ
 昨日の日記、流石に寝不足で書いたいたので意味不明な文章が多いな。まあ、今後のことを考えて自戒の為に修正せずに残しておこうか。
 昨日の連れがハマっているのがペプシのボトルキャップのスーパーマリオブラザーズ。
 ドット絵そのまんまで立体をつけてあり、俺もみた時は笑った。
 全く無関心だったのでこの前に見せられて初めて知ったという有り様。もうかなり前から出ているらしいけど、これだったら買っても良かったかな?
 もっともこれがコカ・コーラならまだしも・・・ペプシだからなあ。はっきり言って俺にはマズい。しかもツイストじゃないか。いや実はマズいと思いつつそんなにキライというわけではないという変な感じなんだが、ダイエットペプシツイストとペプシツイストに各15種、全30種類なんて言われると頭がクラクラしてくる。
 こんなの集めるのは無理だよ。連れは指先に神経を集中させて目的のものを探しているようだけど・・・まあ、頑張ってくれ。集めるのに手を貸すのもいいけど、俺はもう自分の為には手を出さない。
 俺にはコレクションしようと神羅万象チョコに目をつけているからそれだけでいいや。
 そう言えばコンビニのお菓子でもマリオがあったな。こっちはゲーム画面そのままのディオラマのようだったけど・・・。
 やっぱり伝説のゲームだから当時遊びまくった人間は20代後半から30代、こういうの金にあかせて買っちゃう年代だよなあ。商売が上手い。
 はてさて、次は何が出てくることやら・・・。


2005年4月10日(日) マジレンジャー Part.2(?)
 今日、連れが遊びに来て、ちょうど録り貯めていた『マジレンジャー』を観たいというので、二人でずっと鑑賞会をしていた。第3話から今朝放送の第9話(だったかな?)まで延々と観ていた。
 最初、マジレンジャーなんて名前を聞いた時、本当にマジ? と思った。第1話を観た時も、マージ・マジ・マジーロってオイオイ、なんて思ってたけど、うん、この番組、かなりいいんじゃないか?
 今時ハリー・ポッターなんて何か時期外れのような気がしたんだけど、流石に全然失敗していなくて、今までの戦隊モノに妙なリアリティというか充分に派手な演出を入れ込みながらそれを納得させる(もっとも魔法だから何でも有りだな、という納得の仕方なんだけど)という緻密なことをやっている。
 雰囲気も統一されているし、俺はこういうのは必ず最初に声優なんかを確認するけど、参加している声優もやたらと豪華でいい。
 実はマジキングとかオモチャが欲しいと思っている。前のデカマシンはダイレックスで1980円で叩き売られていた(でも買わなかった。買っときゃ良かった)ので今回も待つか? いや買う時は本当に直ぐ欲しい。
 実際のところ、超お子さま向けなんだろうと思っていたけど、ウルザートが話す言葉にはちょっと難しい単語がかなり入っている。
 ひょっとして判っててやっているのかな? でも教育的なのは流石。
 教育的と言えば、今は各話で3分で5人のキャラクターを一人一人動かしてキャラとして固定していくのは上手いやり方だ。それも演出も悪くない。
 ちょっと理想的過ぎるとか思ったけど、考えてみればこれは子供向け番組なのである。これはこれでいいか。
 ネタは出し尽くしたかな?と思っていたらこんな作品が始まって、スタッフも大変だ。演出だってなかなか良い。続きが楽しみに出来る作品だ。


2005年4月9日(土) クレヨンしんちゃん映画版
 今日、TVで放映されたのが『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ夕日のカスカベボーイズ』。
 新作映画が放映間近になると、こうやって前の映画がTV放映される。うんうんいいもんだ。
 で、内容のほうは、俺は良かったと思う。
 相変わらず、描き混みは凄い。冒頭少ししてからの酒場での乱闘シーンとか、偉く細かく描きこんでいる。しんちゃんだから出来るのか、リアル絵じゃあ出来ないような過激さが顔を覗かせる。
 話的にはちょっとバカバカしいところもないではないが(というと誤解を受けるな。バカバカしいのがしんちゃんの売りのひとつなのに)、とにかく色々と詰め込んでいて飽きさせない。
 特に流石に劇場版だけあって、動く動く。最後の機関車とロボ(?)の活劇シーンではこれでもかというくらい動いている。
 もっと面白いのがパロディ。西部劇映画のパロディが山のように入っていて、それも物凄いマニアックだ。
 終盤でしんちゃん達に味方するガンマンがクリスにオライリーにヴィン、ああ、これって荒野の七人じゃないか。
 しかも声を当てているのが小林修、内海賢二、大塚周夫・・・何処までやれば気が済むんだか。
 敵のボスもCMでは例のケツの穴を指で撃ち抜かれて「うーん、マン●ム」を言わせているし(というかセリフの途中で倒れるんだけど)、その声が小林清志というのも凄い(こっちが大塚周夫が良いと思うところもあったが)。
 ま、泣かせたいのか笑わせたいのか、その部分が少々曖昧になってしまっているような嫌いはある。
 でもこれは感じ方それぞれで良いか悪いかを言うは全くの無意味。
 楽しんだ者勝ちの映画・・・かな。みんなそうなんだけどね。


2005年4月8日(金) らいよんチャン
 MBSのキャラクター、らんよんチャン。あれ、大好きだ。岡野晶が声を担当していてあのダラダラした感じが何とも楽しい。カワイイんだ。
 TVのこういうキャラってなんか楽しいくて好きなものが多い。
 このらいよんチャンも色々なバージョンがあって歌に合わせて踊ったりしている。あれ、全部DVDなんかに纏めて発売してくれないかな? それぐらい好きだ。
 同じMBSの関西ローカル番組『ちちんぷいぷい』の番組キャラ、ぷいぷいくんも好き。特に番組の最後、舌足らずなナレーションに合わせて釣りをするアニメで血液型占いを演出するのが面白い。俺の血液型が判明してからは占いなんて信じてないにも関わらず見てしまう。
 ハチエモンもいいな。ミニ番組も良い味で、トイレで考えて「うーん、出たあ!(もちろんアイデアが)」が笑える。
 ABCならやっぱりあの四角い箱のようなのが広がって「ABC」っていうのもバージョンが沢山あるけど、あれはちょっとキャラとしては弱いかな。面白いのはいいんだけどね。
 番組キャラって他に何かあったかなあ。まあ、この手のキャラは昔からあって時には番組の顔として愛され、時には独立して人気を博したりしている。
 今の一番のお気に入りはらいよんチャンだけど、もっともっと増えて欲しいね。こういうの。増え過ぎると鬱陶しい気もするけど。
 気になる人は一度検索してみるのをオススメ。らいよんチャン、きっとみんな愛してくれると思う。うん。


2005年4月7日(木) ドラクエ[が・・・またしても・・・
 停まってしまっている。くう、早く続きをやりたいのに・・・。
 余りのローペースに自分でも本当に終わるのかどうか判らなくなってくるくらい、全然進んでいない。
 というか、あれから少しはやっているんだけど、経験値稼ぎとか錬金釜とか、そういうのにばかり時間を使ってストーリー自体はそんなに進んでいないんだ。
 ああ、やりたい! やりまくりたい!
 ・・・でも時間がないんだな。1時間でも2時間でもあれば進めたいんだけど、それくらいならあっという間に経ってしまう。出来れば4、5時間くらいの余裕は欲しい。プレイ前後の余韻に浸る時間も合わせて。
 PS2は今は2階のサンドリオンの横に置いてあって、VGAボックスで液晶ディスプレイに繋がっているけど、やっぱり下のハイビジョンTVでやりたい。
 そしたらやっぱりどうしても気合と時間と覚悟がいる。なんでたかだかゲームをするくらいでこんなに気合をいれなきゃならないんだか・・・。
 やっぱり今の俺にはこんな超大作ゲームなんてものより、もっと手軽に出来るもののほうが合っているよなあ。
 プロジェクトE.G.GでX68000用の『ルーン・ワース』が発売になっていた。「ハイドライドに次ぐ珠玉の名作」というコピーの割りには俺はちょっと、と思ってたりもするんだけど、それでもやりたいなあ。
 まあ、買うのは間違いないんだけど、それをする時間が・・・。
 果たして俺にはこの先、ゲームを存分に楽しめる時間なんてくるのか? あるのか? いや、無理矢理作るべき、なんだろうけどさ。


2005年4月6日(水) 今日こそ本当に映画の話
 ありゃりゃ? 昨日のタイトル、思いっきり間違えているよ。
 というのも、『コンスタンティン』に行こうかとずっと情報を仕入れていたからだ。うーん、春の映画は多いんだけど、どうも何も情報を入れていないせいか、何が面白そうなのか全然判らない。
 まあ、今の時期はお正月の大作映画が出終わって、ゴールデンウィークまでの隙間映画が多い。配給会社も大作と大作の間を何も無しというわけにいかないから、取り敢えず上映権を買った映画を流してます、みたいなものか?
 でも、こういうのを丹念に調べていくと、B級ならではの良い映画に当たったりするんだ。『ロケット・ボーイズ』や『オーロラの彼方に』なんて映画館を出て行く時に優しくなれるような映画は良い。
 あんまり泣かせようというのが丸判りだと逆に白けてしまうことになりかねない。お涙頂戴映画はどうにもくど過ぎたりして見てて辛くなってしまう時がある。
 B級映画は外れると物凄く悲惨なんだけど、アタリだと嬉しくなるね。『コンスタンティン』は見た目は大作っぽいけど、最近のキアヌ・リーヴスはどうもA級スターって感じがしない。なんていうかオーラがないような気がする。そのかわりちょっと渋くなってきているような感じはあるんだけど。顔は凄く二枚目なんだから、渋い俳優になっていって欲しいね。大作大作した映画で派手に立ち回るんじゃなくてさ。
 これから公開になる映画って何があるんだろう? 全然知らないや。というか、徳島って上映出来るところが今では4箇所くらいしかないから、当然上映される映画の数も限られる。
 しかもちょっと話題のある映画を分け合っているから、気になる映画でも上映すらされない時も多い。
 地方の悲しさだね。レンタルビデオ屋が必至だな・・・。


2005年4月5日(火) 映画いきたいねえ
 ドラクエ[のアクションフィギュアが発売される。主人公、ヤンガス、ゼシカ、ククールの4体、価格や発売時期は未定だけど、写真を見る限り出来はかなりいい。アクションフィギュアなので関節があるのがちょっと・・・だけど、その分ポーズがつけられるのでいいか。
 再現度はかなりのもので、主人公のポッケにはちゃっとトーポも入っているし、一番気になるゼシカの胸は服と別パーツになっている。背中のラインなんか凄く綺麗だ。顔は言わずもがなに似ている。ククールファンにはちょっと凛々しい感じの顔やレイピアを構えられたりして欲しくなるのは間違いないなんじゃないかな? ヤンガスのあの凶悪な顔を良い感じ。
 海洋堂からアクションフィギュアとしてエヴァンゲリオンも発売される予定。
 こちらは球体関節を使った新タイプで、今まで散々発売されてきたエヴァ関係のトイの中でもかなりの出来になりそうだ。今までは関節をラバーで覆ったり、見た目で上手く誤魔化してたりしてたんだけど、それぞれ一長一短だった。
 モノシャフト・ドライブのエヴァが出た時はその「飾る為に動かす」という思い切ったデザインが、俺的にはかなりイケてた。
 今回の球体関節(リヴォルジョイントというらしい)も、デザインそのものにかなりメリハリをつけたデフォルメ体型で相当良さそうだ。超合金魂があんまり食指が動かなかっただけに、値段によっては買ってもいいかな。
 でも、何で最近エヴァが再燃してるんだろう? パチンコのせいなのかな? ロボものは他にもあるのにガンダムとエヴァくらいしか話題がないなあ。


2005年4月4日(月) 徳島インディゴソックス
 盛り上がってるのかなあ、とちょっと不安な四国アイランドリーグ。俺が興味がないせいか、あんまり話が聞こえて来ない。
 列車(徳島に電車はない)にチームロゴを取り付けて走らせたりとか、色々と露出を頑張ってるみたいだけど・・・。もうちょっと浸透してもいいんじゃないかな、せめて俺が判るくらいに。
 J2に昇格した徳島ボルティスだって似た様なもんだけど。何だか街に出たって本当にみんな感心があるのか全然判らない。こんな状態で本当に大丈夫なの? 尻窄みに消えていったりしない?
 四国アイランドリーグは石毛氏を中心に設立された四国四県それぞれのチームによって開催される地方リーグなんだけど、試みは面白そうなんだけどどうにもこの手のイベントの問題としてPR不足というのがある。
 全然盛り上がってないんだよね。ああ、そういえばそんなことやるんだっけ、みたいな。
 単年度で言えば初年度は赤字になるのは仕方ないと言ってるようなんだけど。
 徳島インディゴソックスのチームロゴはソックスを履いた蟻(?)のようだ。ボルティス(渦)が結構直接的だったのに、名前もロゴもちょっと判りにくいかな?
 3月29日には開幕し、明日くらいには徳島インディゴソックスの初戦があるようだ。確か徳島での開幕戦が5月5日に良いされているはず。
 ・・・全然話が聞こえて来ない、というか、こんな状態だと興味すらわかない。まあ、俺は基本的にスポーツは見ない(やるほうがマシ。でもヤル時間も機会もないんだけど)ので、あんまり盛り上がっても実際にはそれほど感心を示さないと思うんだけど。
 赤字、赤字で2、3年で中止、なんてことにならないで欲しいね。選手の年報なんてかなり抑えているんだから。まあ、この辺りは前から散々言われてきたことだからみんな判っているとは思うんだけど。
 それでも心配になってくるんだから、本当に頑張って欲しいね。


2005年4月3日(日) 積んどくモデラー
 完全に積んどくモデラーになってしまっているな。積んどくモデラーとはプラモを買っても組み立てることなく箱のまま積んでおくだけのモデラーのことだ。
 いや、SEED系のプラモはこのサイトでの画像公開もあって、作りはするんだけど・・・。
 大昔に買った(作るつもりはその時でもなかった)ナディアのノーチラス号とか、があるけど、今、家で完全に積んどくしているのが本放送当時に買ったエヴァ関係のプラモ。
 一番のデカブツがパーフェクト・グレードの初号機だ。確か1万円か1万2千円したと思う。
 それが全くの手付かずで今傍らに残っている。他にもHGのエヴァが3、4体手付かずだ。昔、あれだけ気合を入れて買っていたのに、どうやって作るか悩んでいる内に作る機会を見逃してしまった。
 プラモって作っている最中や、完成してそれを眺める時以外にも、何を買おうかと店頭で迷ったり、買ってきたモノのランナーを見ながら、さて、どうやって作ろうか、どんな風に作っていこうか、なんて考える時も非常に楽しい。
 プラモは楽しい趣味なんだよ。大人も子供も出来るしね。
 ・・・ふと思ったんだけど、やっぱり石油がなくなったらプラモも無くなるんだろうか。それかやっぱり人間の求心力によって、プラモに変わる新素材が作られて、それでプラモ(もうプラモとは言えないな)が作られるようになるんだろうか。
 来週末にでも積んどく場から1体でも2体でも箱を減らしたいね。
 もっとも今作りたいのはそんなものじゃあ、ないんだが・・・。


2005年4月2日(土) 週刊●●●●
 週刊Xファイルに週刊泣いてたまるか、隔週雑誌の感覚でDVDが書店で買える時代。何だかいいよなあ、こういうの。
 安っぽい感じはするけどけど、こうやって欲しいのがあれば手軽に買えるってのがいい。DVDボックスなんてのになると、買うのに結構精神的プレッシャーってかかるからね。
 Xファイルのほうは4話入りで1,790円、1話の単価が約450円か。前に出ていたDVDボックスは1シーズン前後巻で、19,800円。1話の単価が1,650円。ベラボーに違う。
 まあ、全49巻(だったと思う)に付き合うには定期購読しかないと思うんだけどね。
 でもこうなると何でも出せそうな気がするな。ちょっと昔の作品で話数が多いもの。俺としては昔のアニメなんて出して欲しいな。しかもちょっと人気作なら元もとれそうな気がするんだけど。
 例えば週刊『うる星やつら』とか、週刊『世界名作劇場』だとか、そうそう、予想通りに出たガンダム・タクトファイルなんだけど、これも映像本編を週刊誌形式で出してみるのも悪くないかもしれないな。もっとも版権とかはサンライズやバンダイが絶対手放さないだろうけど。
 他に週刊誌形式で出ると面白そうなのは何があるかな? アニメや映像作品だけじゃなくても、例えば週刊『任天堂』或いは週刊『ファミコン』とか。昔のファミコンゲームをエミュレータとかでPC上で再現したやつ。コナミ、ナムコ、カプコン、もちろん任天堂とか大手でタイトル数の多い会社なら結構イケそうな気がするんだけど。
 帆船からドールハウスから果ては岩やフィギュアまで週刊誌でついてるんだからプラモなんかもいいかも。絶版になった戦艦のプラモなんかを週刊誌で再販、なんて面白いかな。
 こんなふうに雑誌に様々な付録が付けられるようになったのは、偏に数年前の規制緩和によるんだけど、俺にとっては願ってもないことだった。
 某女性雑誌でショーツとかパンストが付録になったことがあったけど、結構複雑な想いをしながらも、プレゼンテーションみたいな感じで良いと思った人も多いんじゃないかな?
 ま、楽しみな反面、何やら不安も大きいことは確かなんだけどね。


2005年4月1日(金) もえたん
 『moetanU』の下が三才ブックスから発売された。
 最初『萌える英単語 もえたん』が出た時は、どうしたもんか、と思ったが、買ってみて俺もけっこう面白いなと思った。企画力の勝利だよな。
 俺は基本的に中身の文章は日本語の部分を読むだけで、後はイラストが目的(あくまで萌えにこだわる)だったんだけど、そういう意味ではmoetanUのほうはちょっと萌えが燃焼不足気味のような気がする。
 文で読ませようとしているのがよく分かる。でも、イラストもなあ・・・って感じ。前の虹色いんくのほうが遥かに萌え萌え! だったような気がするんだが。
 他にも萌えるるぶとかもあるし、やっぱり『萌え』という要素は最近では無くてはならない要素。でも、萌えのエネルギーが中途半端だと、如何にもな“それだけ企画”になりかねないのが辛い。
 そう言えば、ガンダムのキャラで英会話を勉強しよう! なんて感じの本が出てたんだけど、あれってどうしたかな? 売れたんだろうか。
 でも、内容からすると、単にガンダムのセリフを直訳してたりとか、キャラやMS(!)がごく普通の英会話をしていたりだとか、萌えとかガンダムファン向けというよりも“トンデモ”の要素が極めて強い本だと思う。
 実はこっそりと欲しいと思っているのは秘密だけど。
 少年科学週刊誌の発行が相次いだけど(小学館とかから出た週刊●●というやつ、所謂デアゴスティーニものだ)、それにも萌えキャラとか出てきてフィギュアになろうかっていうんだから・・・世の中捨てたものじゃない(?)な。
 今度はどんな萌えが出てくるのか、もえたんのような目新しい企画が出てくるのか、楽しみではある。『週刊わたしのお兄ちゃん』だけじゃなく、もっと萌えたものが出たら楽しい・・・のは俺くらいか。




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